2040年の未来予測要約!成毛眞さんの著書を分かりやすく解説

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2040年の未来予測要約!

成毛眞さんの著書を分かりやすく解説ッ!

この本を簡単に要約すると「日本の未来はめちゃめちゃヤバいけど、最悪のことを想定して立ち向かっていこう。その際は、テクノロジーを味方につけて。」という内容です。

南海トラフ、首都直下型地震が今後30年以内に70%以上の確率で起きると言われています。

首都直下型地震では、富士山の噴火も引き起こす可能性もあります。

高齢者が増えすぎて年金制度、医療制度、税金が崩壊するという危機もあります。

日本はほぼ、終わってしまう可能性が高い。

ポイントは、日本の未来をただただ恐れて暗くなるのではなく、最悪なのであれば今どうするべきかと考えることだとぼくは思いました。

ぼく個人的な意見ですが「日本を忘れる」という成毛眞さんの意見には賛成。

日本が終わるのであれば、海外でも生活可能になっておくのが重要だと、ぼくは考えています。

現にぼくは、生活費以上の「円」は持っていません。

持っていても未来がないからです。

ぼくの主観的な表現が強くなってしまっているかも知れませんが、「2040年の未来予測」の要約をしていきたいと思います。

見出し
1.「2040年の未来予測」を読んで成毛眞さんの言葉で印象に残った言葉
2.成毛眞さんの信頼性
3.2040年の未来予測要約
3-1.2040年の未来予測要約①未来を明るくするのはテクノロジーの進歩のみ
3-2.2040年の未来予測要約②次々に起こる日本のヤバイ未来
3-3.2040年の未来予測要約③「国に頼るな、自分で生きろ」

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1.「2040年の未来予測」を読んで成毛眞さんの言葉で印象に残った言葉

ぼくが「2040年の未来予測」を読んだ中で、成毛眞さんの言葉で特に印象に残った言葉を引用します。

「」の中は、「2040年の未来予測」からの引用です。

「最悪の事態を想定しながら未来を描いておけば、あなたの人生はそれよりも悪くなることはない。そして、そのシミュレーションができていれば、あなた個人に待ち受ける未来は、何も知らずにいたときの景色とは違ってくるはずだ」

知らないことって恐ろしいと思いました。

今後起こりえる最悪な未来を想定して、じぶんなりに考えて行動するということかと。

最悪なことを予防しつつ、起きたら考えていた通りに行動、起きなかったらラッキー位に考えることって大切ですね。

恐れすぎて失望したり、思考停止には絶対になりませんよー。

だけど、日本はヤバイので行動し続けなきゃなーと思いました。

結構ヘビーですが、未来に立ち向かっていきます。

まずは今日一日、何も起こらずに終われることに感謝ですね。

「今、これを読んでいるあなたは、国を忘れて、これからの時代をどうやって生き残るのかをまず考えるべきだ。どうすれば幸せな人生を送れるかに全エネルギーを注ぐのをオススメする」

国を忘れるというのは、なんだか寂しい気もします。

でも、ぼくはこの意見には大いに賛成です。

国が最悪な未来だとしても、じぶんまでも最悪な未来に付き合う必要はないということですね。

選択肢として一番大きいのは、住むところでしょうか。

ぼくの場合、日本に住むのではなく、海外に住んだ方が幸せな人生になる可能性が高いかと。

住むところ以外にも、例えば資産があります。

ぼくは既に生活費以上の「円」は持っていません。

最悪なストーリーになる国の通貨は、持っていても意味がないからです。

現に、円安、増税、物価の高騰、保険料の値上がり等その兆しは見えていますよね。

「円」は捨てて、米国株やビットコインに替えています。

こちらについては7年間やっているので、誰かに教えられる位のレベルにはなっています。

仮想通貨、ビットコインに興味がある方は、是非ぼくにお声がけ下さい。

「生き残るためには、幸せになるためには環境に適応しなければならない。生き残るのは優秀な人ではなく、環境に適応した人であることは歴史が証明している。
環境に適応するには環境を知ることが不可欠だ。人間は想像力を超えた現実には太刀打ちできない。最悪の事態が想定できていれば右往左往することはない」

これは進化論のダーヴィンも言っていますね。

変化するものが生き残ると。

だから、古い考え方に縛られていてはだめだと。

例えば、ライフプランについて。

良い大学に行って、良い企業に就職し、結婚したら郊外に35年ローンで家を買って、子供は最低2人作って、老後は悠々自適な年金暮らし、みたいな生き方は、もうこの日本では最悪になるだけだと。

日本は、大災害によってほぼ終わるか、そうでなくても緩やかに衰退していくのは明らかです。

日本を変えるのは不可能。

日本に抗っていても、無力です。

それであれば、じぶんが変わるという選択肢しか残りませんね。

この本には日本の残念な未来、最悪な未来が書かれています。

初めて読んだ時は、めちゃくちゃショックでしたよ。

でも、そんな最悪なことが起こりえるかもしれないと、知ることができたのは幸運だったと思います。

それについて対策を練ることができるし、知らないよりも知っていた方が、今日在ることに、より感謝できるからです。

2.成毛眞さんの信頼性

成毛眞さんのプロフィールは下記です。

元日本マイクロソフト代表取締役社長。1986年マイクロソフト株式会社入社。1991年、同社代表取締役社長に就任。2000年に退社後、投資コンサルティング会社「インスパイア」を設立。現在は、書評サイトHONZ代表も務める。『amazon 世界最先端の戦略がわかる』(ダイヤモンド社)、『アフターコロナの生存戦略 不安定な情勢でも自由に遊び存分に稼ぐための新コンセプト』(KADOKAWA)、『バズる書き方 書く力が、人もお金も引き寄せる』(SB新書)など著書多数。

成毛眞さんはテック系の第一人者で、書籍を出版された経歴も多いです。

ぼくは個人的に成毛眞さんの思想は共感できるところがあるんですよ。

「勉強なんてしないで、ゲームをしろ!」

という言葉が好きです。

この意味は、日本の古い教育方針を前提にした詰め込み学習なんて古い、ゲームを通じて先端技術に触れて、それを使いこなせるようになることの方が重要だ、と理解しています。

これは本当にその通り。

先端技術はゲームがいち早く取り入れますよね。

今であればVRの分野。

1人称視点できれいなグラフィックのゲームが増えました。

更に、ネットの発展によってオンラインプレイも進化しています。

歴史を知るのは大切ですが、語呂合わせで何が起こったかを暗記する必要はない。

それよりも、今後何が起こるのかを知ることの方が大切と、ぼくは理解しています。

「この本に書いているのは、よくある60、70歳になったおじいちゃんが「今の若い者はだめだ、今の政府はだめだ」って悲観的になって国を憂えているのとは全然別の話なんですよ。この20年以内にほぼ確実に起こる変化だけで未来を推測した本なんですね。」(インタビュー記事引用)

書籍出版後のインタビューでも、こうおっしゃっています。

個人的で主観的な未来予測ではなく、データに基づいた未来予測なので、信頼性は高いと思います。

3.2040年の未来予測要約

ここからは、2040年の未来予測の要約をしていきます。

ポイントは3つです。

①未来を明るくするのはテクノロジーの進歩のみ
②次々に起こる日本のヤバイ未来
③「国に頼るな、自分で生きろ」

下記に深堀していきますね。

3-1.2040年の未来予測要約①未来を明るくするのはテクノロジーの進歩のみ

日本の政治、教育、企業、資本主義、株式市場はここ数年変わっていません。

でも、テクノロジーだけは急速に進歩していると成毛さんは言っています。

そして、テクノロジーを知って使いこなせることの重要性も説いています。

これから起こるテクノロジーの進歩

・6Gで5Gの10~100倍の速さになる
・すべてのモノがインターネットに常時接続
・AR、VRが当たり前に
・空飛ぶクルマ
・医療はAIで大きく進化

新しいテクノロジーは最初否定される。

カメラは魂を抜き取られると言われていたし、映画も、テレビゲームも、携帯電話も受け入れられなかった、iモードも電話に必要ないと言われ、13年前に登場したiPhoneはおもちゃと馬鹿にされていた。

そんなiPhoneは今や生活必需品になっている。

新しいテクノロジーが出てきた時に、その可能性に思いを巡らせる人にはチャンスがある。

新しいテクノロジーは既にあるものの改良や組み合わせ。

これまでの10年よりも、これからの10年の方が大きく早く変わる。

3-2.2040年の未来予測要約②次々に起こる日本のヤバイ未来

都市伝説ではなく、地震学者や火山学者と成毛さんの予測です。

天災によって日本は「ほぼ終わる」という意見。

・南海トラフ地震 30年以内に70〜80%の確率で起きる
 →3.11の15倍の被害者、経済被害→為替がボロボロ→円の大量発行→ハイパーインフレ→3.11の何倍もの復旧コストがかかる→国債破綻、日銀券暴落
・首都直下型地震 70%の確率で起きる
・富士山噴火 首都直下型地震の影響で起こる可能性がある
 →火山灰が首都圏内に10cm積もって経済、移動手段が止まる→日本のあらゆる機能がストップする→火山灰はガラスのような破片なので吸い込んだり目に入ったりすると損傷する→外に出られない→日本からも逃げられない
 (火山灰は2mmで電車が止まり、5mmで車が走れない)
・台風
 →2019年の台風のように、大型の台風が起きやすくなっている(地球温暖化の影響により)

社会保障費、医療費、年金も破綻します。

・2025年問題 団塊の世代が一斉に75歳以上の後期高齢者になる
 →現状の国民1人1人の負担では賄いきれないので、更に負担が多くなる
 →社会保障費は2040年には2019年の2倍になる
 →1950年には12.1人で1人の高齢者を支えていた、2040年には1.5人で1人を支える状況に
・年金破綻
 →現在65歳以下の人の年金は、現在の高齢者のために払っている→じぶんが受け取る側になる頃には、払った額の半分しか戻らない

現役世代の手取りを35.7万円とした場合の65歳からの年金受給額の推移

2019年:22.0万円 (代替率:67.1%)
2040年:19.4万円 (代替率:54.3%)
2052年:12.8万円 (代替率:36.0%)

2040年でも70歳まで働き年金受給を遅らせれば、2019年と同水準の(代替率:67.1%)が受け取れる計算もあり。

・日本はますます貧しくなる
 →10年前から物価がほとんど上がっていない→毎年収入より支出が多い→借金の額は世界でダントツ1位

少子高齢化、GDPはドイツに抜かされ4位に、円安、増税と、かなり問題を抱えていますが、それよりもヤバイことが書かれていました。

衣食住に関する暗い未来もあります。

・空き家増加
 →日本の不動産価格が暴落→不動産はほぼ負債になる→マンションを買っても価値は下がるし、売ることもできない→定額制で日本各地の家に住み放題サービスが生まれている→家が欲しいという人も居なくなる
・食糧問題
 日本の人口は減少するが、世界人口は増える→2020年の78億人から2040年には90億人へ→食肉が不足→代替肉、遺伝子組み換え改良の魚、穀物、野菜と昆虫食
・日本の就職には学歴の意味がなくなる
 →少子化が進み競争率が下がる→売り手市場になる

地震と富士山噴火は特にヤバイですね。

日本経済も終わってしまう可能性が高い。

「深刻に考えすぎちゃだめですよ。悲観してても仕方ないんだし、「同情しなきゃ」とか「真面目に考えなきゃ」とか決まりきった感情を自分に押し付けるのは良くない。天変地異も、科学的に見れば興味深いじゃないですか。素直な興味関心を持って、適応していくしかないと思います。あとは、生き延びるための迫力ですね。」

上記は成毛さんのインタビューでの言葉です。

かなりヤバイ未来は待っていますが、その事実はどうしようもない。

悲観する代わりに、関心を持って適応することが大切だと。

また、生き延びることの大切さを再確認出来ました。

3-3.2040年の未来予測要約③「国に頼るな、自分で生きろ」

「それならもう、日本から逃げて個人で生きざるを得ない。だから私が言いたいのは、「日本から逃げて、個人で生きろ」ということなんです。」

日本で生き延びるのが過酷な理由

・寿命は延びるのに環境は過酷になる
・紛争、地球温暖化、熱波、台風、地震がどこかしらで起こっている

「今後生き延びていくには、英語とテクノロジーを身につけること、それが第一だと思います。」

・人数が多いのは強さの1つ
 →中国は14億人、アメリカは15億人、だから強い

国を頼りにするのではなく、個人で生きられる力を培っていくことが大切だと実感しました。

そのためにぼくは、テクノロジーを身につけることが大切だと思いました。

英語も、話せたり聞き取れたりするのに越したことはありません。

でも、これもテクノロジーで代替可能かと。

翻訳技術が発達しています。

翻訳のテクノロジー、例えばアプリなんかを使えるようにはなっておこうと思いました。

公式サイトによる内容紹介

「今日」には、これから起こることの萌芽がある。現在を見つめれば、未来の形をつかむことは誰にでもできる。
20年後、あなたは何歳だろうか?
ひとつ確実なことがある。それは、人間が必ず歳をとることだ。
iPhoneが発売されたのは、たった13年前だった。現在、スマートフォンがない世界なんて考えられない。そして、これまでの10年より、これからの10年の方が世界は大きく、早く変わるだろう。
テクノロジーだけでなく、ほかのことも、気づいたときには手遅れになっているのが人間の性である。地震や災害も、リスクをわかっていながらも被災するまで手を打つ人は少ないし、明らかに社会制度の破綻しつつある。人口は増えず、老人ばかりの国になるし、環境問題も悪くなる一方だ。
これまでと同じように暮らしていたら、今の年齢によっては取り返しのつかない可能性もある。
この本は、あらゆるデータから導き出されるありのままの未来を書いた。「今日」にはこれから起こることの萌芽がある。現在を見つめれば、未来の形をつかむことは誰にでもできる。
本書は、ただ知識を得るためだけの本ではない。読んだ後、俯瞰的に未来を考えられる力がきっとついているだろう。」

最後にもう一度、このブログの内容をまとめます。

「2040年の未来予測」を読んで成毛眞さんの言葉で印象に残ったのは、下記です。

・最悪な未来を前提に行動すれば、それ以上悪くなることはない
・国を忘れて個人で生きる
・変化し続けられるものが生き延びる

成毛眞さんの信頼性については、元マイクロソフト社長、著者も沢山あり、テック系の第一人者で信頼が出来ます。

2040年の未来予測要約は下記3つのポイント。

①未来を明るくするのはテクノロジーの進歩のみ
②次々に起こる日本のヤバイ未来
③「国に頼るな、自分で生きろ」

日本の未来は最悪になる予測です、そんな中で未来を少しでも明るくするにはテクノロジーです。

テクノロジーを味方につけるのが最重要。

そして、国に頼ることなく、国を忘れて個人で生きることが生き延びるための最善策ということも学びました。

ぼくは今の段階でこの書籍に出会えて、ラッキーだなと思いました。

まだ読んでいない方は、是非、一読をお勧めします。

最悪な未来を知るだけでも、あなたの今日一日の思考と行動は一寸だけ変わるかも知れません。

またブログ書きます。

今後とも、何卒宜しくお願い申し上げます。

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